以前、料理に使うバターなどの乳製品が足りないとの話題を聞くことがありました。現在は輸入によりなんとか供給されているようです。全国の酪農家個数は昨年の調査では15700戸で20年前に比べて6割近く減少しているそうです。ちなみに20年前には37400戸の酪農家があつだそうです。このニュースを見て私はなんとなくうなずける気がしました。私は農家の生まれで社会に出るまでは農業を営んでいた父母を手伝い酪農、養鶏などで忙しい毎日を過ごしていました。私がこのニュースを見て一番感じたは、まず休みがないという事です。現代でいう3kのうちの一つに入るのではないでしょうか。次に後継者がいないなどなど。私は農業で生計を立てることがいかに大変かをこどもながらに思いました。特に生き物を扱う仕事は年間を通じて休んではいられないのです。現代社会では国民の祝日が増えていて農家とのギャップがますます広がっているように思います。それだけに酪農を営むには相当の覚悟がいるように思います。私たちに牛乳を供給してくれている酪農家の皆さんに感謝を込めていただかないといけないなとつくづく思いました。子牛はとても可愛いですよ、私は牛の目と舌が好きです。
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