このところ凶悪な事件が立て続けに起きて紙面を賑わしています。ニュースを見ていると40代から60代で全国で60万人ともいわれる引きこもりの人たちがいると言われています。男性が80%を占めているとのことです。先日起きた川崎市の事件は学校に通学しようとスクールバスを待っていた小学校の生徒に刃物で切りつけ生徒1人と見送りに来ていた大人の1人が犠牲になってしまいました。他にも切りつけられて重軽傷を負った生徒も数人いました。切りつけた犯人は直後に自分を刺して自殺しました。また数日後には親が子供を刃物で刺してしまう事件もあり子供は亡くなりました。この事件は事件を起こした親に、私としては同情してしまいます。事件を起こした父親は国家公務員で学歴も東大卒のエリート官僚でした。子供は親の後ろ姿を見て育つと言われていますが子供さんにとっては計り知れないプレッシャーがあったのではないかと推測されます。何かにつけて母親にもお父さんと比較されたのではないかと思います。ニュースによると家庭内暴力もあったとのことで親としては川崎の事件もあったばかりでこの子が他人に迷惑をかけるのではと凶行に及んでしまったとのことでした。いずれにしても引きこもりが原因の事件でした。私には引きこもりそのものがなかなか理解できません。私は子供の頃いつかは両親を楽させてやろうと思っていました。しかし親孝行したい時には親はなしということわざがありますがまさにそのとうりになってしまいました。母親は私が高校卒業とした時に他界してしまいました。農家で朝から晩まで働き過ぎたのではないかと思いました。現代社会では学歴が先行で少しでも乗り遅れると引きこもりになってしまう人たちが増えているように思います。子供たちも高校、大学と進む間に自分のやりたい事を決めて前進してほしいと考えています。両親との考え方に違いがあってもいいと思います、まずは動いてみましょう。
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