またしてもヨーロッパ発の経済危機が起こりそうな状況です。震災以来低迷していた日本経済が息をふきかえしそうな時期に全く世界経済はわからないものです。世界でも有名な国ギリシャ特に世界遺産は誰もが見てみたいと思っている国です。なぜこの国がこんなにも負債が多くなってしまったのでしょうか。それは歴史をさかのぼってみることと国民性にあるようです。ある本で読んだのですがギリシャは15世紀から19世紀にかけてオスマントルコ帝国の支配を受けていたため、帝国支配への抵抗として脱税、節税は当然という風潮だったそうです。優秀な学生が企業に就職するとだいたい2、3年で辞めて自営業を始めるそうです。どんなに給料が良くてもサラリーマンである限り、税金はきっちり取られる。自営業だったら節税、脱税も比較的容易にできてしまうようです。また税金を払うより徴収する側へ回ったほうが特とばかりに公務員になる人も多く、労働人口の4分の1をしめてまう歪現象がおきてしまったとのことです。日本でも年金、福祉など問題山積みです。それにはまず土台となる財源を確保出来なければならないということです。日本も待ったなしの時期が来ているように思います。今の国会議員のやり取りを見ていると次の選挙の票読みばかり気にしているように感じてしまいます。日本の確かな方向性を作ってほしいと思います。
コメントを残す